
やさしいこの味と、
この形をいつまでも。
そんな願いを込めて。

神戸ハイカラ
メロンパン
コープこうべ伝統のおいしさとカタチ。
みんなの想いをのせて未来へリレー。
神戸でメロンパンといえば、このラグビーボール型。
なめらかな白あんを、ふんわりしっとり生地で包みました。

2024年9月、神戸ハイカラメロンパンは日本生協連コープ商品として新たな歴史を歩み始めました。
1952年、若きパン職人のアイデアから誕生。
1952年、コープこうべの前身である神戸消費者組合の若きパン職人が、「これで面白いパンがつくれないか」と、三宮の道具屋で出会ったオムライス型を使ったのが始まり。型をかぶせることで独特のカタチになるだけでなく、蒸し焼きにすることで焼き上がりはふんわりしっとり。中身の白あんは栗まんじゅうがヒントになりました。ネーミングは開発当時「メロン」と呼ばれていた「まくわうり」にカタチが似ていることから、「メロンパン」と名付けられました。

コープこうべ発の日本生協連コープ商品へ。
コープこうべを代表するベストセラー商品として、世代をこえて愛される菓子パンに成長した「神戸ハイカラメロンパン」。この伝統あるおいしさを未来にもつなごうと、六甲アイランド食品工場の想いを引き継ぐことのできる製造先を選定しました。新しい工場では大型のオーブンで焼き上げるため、湿度や庫内の熱の伝わり方に違いが出てしまい、試作段階で食感を近づけるのに苦労しました。焼き型は新品より焦げ目の付いた型でないと、ハイカラメロンパンらしい焼き色にはなりません。食品工場で使い込まれた焼き型は新工場へと引き継がれ、今も大切な道具として活躍しています。また、再開発にあたってはファンが多い商品だけに組合員さんの評価がカギでしたが、試食でいただいた声も参考にしながら完成に至りました。


誕生から70年以上経った今も、小さなお子さんからご年配の方まで幅広く根強いファンをもつ菓子パンです。「このパンがあるからCOOPを利用しています」という声もいただいています。そんな組合員さんの声にこれからも応えていけるよう、品質を維持するだけでなく、「またおいしくなったね」と言っていただけるメロンパンづくりに、これからも励んでいきます。