安心して食べさせたい
その想いが海の向こうへ
つながる
フレンドリーバナナ
コープの組合員の「子どもに安心してバナナを
食べさせたい」という声から生まれたバナナです
フィリピンのミンダナオ島にあるビスカイヤ農園で、
土づくりからこだわって手間暇をかけて育てています
1980年代後半、消費者の食の安全への関心が高まっていました。当時、コープこうべから「減農薬バナナ」の相談を受けて、一緒に新しいバナナづくりが始まりました。「おいしいだけでなく、安全安心なバナナを日本の皆様に」という想いは今も変わりません。
失敗の連続。それでも、成功を信じて
有機栽培や減農薬栽培の技術的ノウハウがなく、日本の有機農法もヒントにしながら試行錯誤を重ねました。多くは失敗でしたが、信じて挑戦を続けまろやかな甘さのおいしいバナナを作ることができました。
手間をかけながらつくっています
基本は土づくり。有機質肥料や自社で飼育しているミミズのチカラも借りながら、栄養たっぷりの土をつくります。害虫対策もできるだけ農薬に頼らず、虫除けに使う袋は防虫剤を含まないものを使い、除草も手作業で行っています。
ビスカイヤ農園の近隣には学校や集落があり、そこで農園の従業員が暮らし、子どもたちが学校に通っています。たくさんの組合員さんがフレンドリーバナナを利用してくださることで、雇用が生まれて収入につながり、子どもたちは学校に通うことができます。これからもフレンドリーバナナを作り続けることで、農園で働く人々の生活の向上と環境を守り、そして「安心とおいしさ」の笑顔につながることを願っています。