「食品安全」の取り組み

1安心してご利用いただくために

食の安全のバトンリレーの説明図

毎日、安心してご利用いただけるよう、コープこうべが提供する
すべての食品の安全性の確保に取り組みます。

コープこうべは「安全な商品を利用したい」という組合員の声に応えて、より安全な商品をお届けする取り組みを続け、品質の良い商品の開発や供給を行ってきました。

これからも、生産、製造・加工、流通、供給、消費に至るまでのフードチェーンの各段階における食品の安全性を確保する改善活動の繰り返し=品質保証活動を進めてまいります。

動画「食の安全のバトンリレー」

コープこうべの品質保証

コープこうべでは、フードチェーンの各プロセスを管理し、品質保証の取り組みを進めています。

商品検査センター

残留農薬、微生物などの検査や、組合員からの商品に関するお問い合わせに対する調査・回答に加え、食品安全に関する情報を発信しています。

2食品安全の基本的な考え方

「何をどれくらいの量なら摂り続けても大丈夫なのか」など、
食品の安全性について、「量」で考える視点を大切にします。

1990年代、O-157、ダイオキシン、環境ホルモン、遺伝子組換え食品など、
新しい問題が次々と報じられ、社会的に注目されるようになりました。このころ、
生協は、欧米での食品の安全の考え方「リスクアナリシス」を踏まえて、
食品の安全を確保する社会的しくみづくりをもとめる運動を始めました。

この運動の最中に、BSE感染牛が国内で初めて確認され、食品安全確保のための社会システムの必要性が広く知られるようになりました。

2000年に全国の生協が「食品衛生法の改正と充実・強化を求める請願署名」に取り組み、
全国の生協の組合員と職員が力を合わせて、コープこうべで約210万筆、全国で1,370万筆もの署名を集め国会に提出。
国の食品安全行政に大きな影響を与え、2003年の「食品安全基本法」の制定につながりました。

現在、食品安全基本法の施行に合わせて設置された食品安全委員会により、
科学的根拠に基づき「(摂取する)量」に注目したリスク評価が実施されています。

「食品安全の基本的な考え方」について特集しています

商品検査センター広報誌
『Hakaru(はかる)』10号

『Hakaru(はかる)』は、“健康でいきいきとした毎日”をテーマに、商品検査センターの視点で発行しています。

3 リスクコミュニケーション–正しい情報をわかりやすく-

食品安全に関する正しい情報を分かりやすく伝え、
リスクコミュニケーションに取り組みます

私たちはテレビやラジオ、新聞、書籍・雑誌の他、インターネットやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)など色々なものから情報を入手できます。
さまざまな情報が得られる今、「その情報に科学的根拠があるかどうか」を見極めること、つまり食品安全情報の読み解き能力(リテラシー)を身につけることが大切です。

はかるたいせつプロジェクト

健康づくりのきっかけになるよう、一人ひとりの食習慣やカラダを「はかる」取り組み、食品に関するリスクコミュニケーションの取り組みを進めています。

食品安全に関する
情報提供の取り組み

  • 商品検査の日のつどい

    1967年、全国の生協に先駆けて商品検査室を開設しました。開設50周年の2017年から開設日の10月1日を「商品検査の日」とし、毎年この前後の日に「商品検査の日のつどい」を開催。食の安全について考える機会としています。

  • 機関紙『きょうどう』

    コープこうべの機関紙『きょうどう』を通じて、食の安全についての情報を随時発信しています。

    『きょうどう』2023年9月 『きょうどう』2023年10月

食品安全の基礎知識

食の安全の基礎知識を詳しく知る

4 組合員の声を行政に

日本生協連を通じて、
組合員の意見を国の食品安全行政へつなげます

生協の全国組織である日本生協連は、消費者組織と事業者の両方の立場から政府の審議会などに積極的に関わることで、食品安全行政に意見を反映しています。
また、食品に関する行政の制度をより良くするため、関連省庁が実施している意見募集に対して積極的に意見を提出しています。

日本生協連 政策提言