CO・OP 鹿児島県産うなぎ蒲焼
2015年6月29日更新


1.現行のコープス三段焙焼和鰻に負けないおいしさを追求
既存の日本生協連CO・OP商品とコープス三段焙焼和鰻を、検査センターモニターで食べ比べたところ、断然コープスがおいしいという結果に。
特に皮のパリッと感とタレに差が出ていました。
2.焼きの工程を見直し、パリッと感を追求
パリッとした皮目を実現するために、焼きの工程で従来よりも強火にしたり時間をかけて焼くなどの工夫や、何度かに分けてタレ漬けし、その都度焼きを入れるなど試行錯誤を重ね香ばしく焼き上げました。また、タレにもこだわり、関西風にアレンジしました。

鹿児島はうなぎの生産量が日本一(2014年度現在)。火山灰の多いこの地域はシラス台地が分付しており、きれいな地下水が豊富。おいしいうなぎはきれいな水で育つと言われているように、大隅地区はうなぎの養殖に適した地域です。
養殖池ではエサの配合から水質管理・温度を一定に保つなど、気を配りながら、池の水質を良い状態に保つことで不必要な薬を使用せず、元気なうなぎを育てています。また選別場までは排水ポンプを使って池から水ごと運ぶなど、うなぎにストレスを与えない工夫も。
最初に強火でしっかり焼くことで余分な脂を落とし、しっかりと
蒸すことで身がやわらかくなってタレの染み込みも良くなります。その後、タレつけと焼きを4回繰り返すことで、しっかりタレが染み込み、皮はパリッと香ばしく焼き上がります。
Topics うなぎの資源管理の取り組み
うなぎ資源が危機的な状況の中、鹿児島県ウナギ資源増殖対策協議会では河川整備の研究、すみかとなる石倉カゴの設置など、うなぎが育つための環境づくりに取り組んでいます。コープこうべでもこの取り組みに賛同し、コープのうなぎ1パックにつき3円を寄付する取り組みを実施しています(期間5月21日~9月20日)。
