



「安全で安心できる食べものがほしい」そんな組合員の願いから、1988年にフードプランの取り組みがスタートしました。コープこうべ独自のこの取り組みのテーマは「人と自然にやさしい食べものづくり」。消費者にも生産者にも自然環境にもやさしい、より安全・安心な栽培・飼育を行っています。
食品の安全を守る法制度は急ピッチで整ってきています。2006年5月からは、食品衛生法が一部改正され、残留農薬・動物医薬品などの規制を厳しくするため、「ポジティブリスト制度」が導入されました。こうした状況をふまえ、コープこうべはフードプランの生産プロセスをより詳しく記録し、把握する仕組みを取り入れました。
新しい管理のしくみは、食品衛生管理のしくみ「HACCP(ハセップ)」と、品質管理システム「ISO9001」など、国際優良規範を参考に作成。「食品の安全」「良好な品質」「生産者の安全」「環境への配慮」をより確実なものにするために、「計画、実行、点検、是正」のサイクルで、生産を行っていきます。また、産地ごと、畑ごとの「危害分析(リスクの抽出)」もポイントの一つ。同じ「台風」でも、川のそばと山すそでは、予測される被害は異なります。より緻密にリスクを想定し、対策を立てておくことが必要です。
フードプランはこれまで、担当職員が随時産地に出向き、生産プロセスの確認をしたり、生産物の抜き取り検査を行ってきました。また、これらに加えて、日常的な管理レベルを上げるため、ルールがきちんと守られているかを生産者が互いにチェックする「内部監査」の推進に取り組んでいます。
フードプランの野菜を、年間通じて組合員さんにお届けするために「旬の産地リレー」を行っています。例えばたまねぎの場合、春の長崎県から出荷スタート。鹿児島県、和歌山県、兵庫県の淡路島、北海道の訓子府町・岩見沢市・津別町と、旬とともに生産地が北上していきます。産地は違っても、組合員さんにとっては同じフードプランの野菜。商品全体の評価を下げることにならないよう、互いに技術を高めあうための技術交流を行っている生産者もいます。
種まき、または植え付け前2年以上(多年生作物の場合は収穫前3年以上)、化学的に合成された農薬と肥料を原則として使用せずに栽培した農産物。有機栽培農産物の規格に適合するかどうか毎年認定を受け、これに合格して有機JASマークがつけられたものしか販売できません。

化学合成農薬を、慣行レベル(各地域の慣行的に行われている化学合成農薬の使用回数)にくらべて、2分の1以下に減らして栽培された農産物。





